Artist Room Jomon「アーティストルーム 縄文」香川大介 (at Park Hotel Tokyo)
Artist Room Jomon「アーティストルーム 縄文」(at Park Hotel Tokyo)
「縄文」をテーマに、画家の香川大介さんが2016年11月14日から制作をスタート、ホテルに滞在しながら約1ヶ月間制作を続け、2016年12月23日に完成いたしました。
生活に季節や自然を取り込むことで、その美しさを楽しんだ日本の美意識の原点が縄文文化にあると考える香川さんが、自然と共存、調和する縄文人の精神性を、失いつつある現代のホテルの一室に表現したいと制作に臨みました。
「このお部屋が、都会や現代の私たち人間を含む、大きな意味での自然との調和を目指すものになるようにという想いで描きました」という香川さん。部屋や浴室の壁に直接描かれた絵のモデルとなった場所は、屋久島、富士山、高尾山など、香川さんが実際に訪れたところです。また、部屋に置かれた土器は、土の精製から行い、その模様づけの縄はホテル内に飾られていた植物を使って創作しました。
アーティストルーム「縄文」では、繊細な表現のなかに、古来より受け継がれてきた日本の「ものづくり」を楽しむ精神性を感じることが出来ます。縄文的造形を基にしながら作家独自の文様パターンで装飾されたお部屋で、縄文の世界観をご堪能ください。
The 28th Artist Room “Jomon” was started by Daisuke Kagawa on November 14, 2016 and completed on December 23, 2016.
Kagawa had painted the room thinking of the “Jomon” people, who rejoiced their creations in ancient Japan over 10,000 years ago. The subject of the work is the spirit of Japanese people, which had been cultivated since the prehistoric Jomon period, designed to enjoy the beauty of the seasons and nature.
Park Hotel Tokyo hopes that guests will enjoy their stay in Artist Room Jomon, being surrounded by the elaborate piece of work taking ancient earthenware as a motif.